季刊パーソナルトレーニング 第7号

パーソナルトレーナー澤木一貴は(有)あほうせんさんから出版されていますパーソナルトレーナー向けの専門誌「季刊パーソナルトレーニング第7号」に登場させていただきました。

 

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今号の特集は「失敗から学ぶプロの仕事」。その他、パーソナルトレーナーに必要な情報がたくさん載っています。私は、第5号、第6号の内容の続編ということで、以下のテーマでインタビュー取材を受けさせていただきました。

 

 [シリーズ プロの仕事—3]トレーニングの密度は回復を促進するところから生まれる。

積極的に回復をサポートすることの重要性についてコメントしました。詳しくは誌面をご覧ください!

 

 【グルタミンのはたらき】

グルタミンは、アミノ酸の一つです。アミノ酸は人体を構成するもので20種類あります。このうち体内で合成できるものを『非必須アミノ酸』、合成できないため食品から摂取する必要のあるものを『必須アミノ酸』といいます。グルタミンは『非必須アミノ酸』です。 非必須というと、体内で合成できることから、重要度が必須アミノ酸より下に思われるかも知れませんが・・・そんなことはないのです!血中アミノ酸の実に60%はグルタミンと言われています。なぜ、こんなにも多くのグルタミンが必要とされているのか? 季刊パーソナルトレーニングに掲載されている㈱日清ファルマの鈴木さんの記事を参考にまとめてみました。

1.免疫細胞の強化(免疫細胞を構成、またそのエネルギーとして)

2.消化管の粘膜をつくる(消化・吸収に関与)

3.糖質不足時のエネルギー(グルタミンが肝臓に行きグルコースに変換)

 つまり、グルタミンは、肝臓ではグルコースになり全身のグルコースレベルを一定化し、小腸では、吸収細胞・免疫細胞のエネルギー源となり消化吸収と免疫機能を維持しています。 このことがグルタミンの重要度を物語っています。

 ちなみに筋分解の仕組みは、たんぱく質がBCAA、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸に分解され、これらからグルタミンをつくり血中に放出する仕組みです。 グルタミンというと、『免疫』という部分がクローズアップされていますが、全くその通りですね。特に小腸での栄養吸収に関わる「小腸粘膜の上皮」部分を構成しているということなので、他の栄養素の吸収も良くすることになります。

 

 <季刊パーソナルトレーニングとは>X-FITより引用)

アメリカではこの20年ほどの間に確立されてきたパーソナルトレーナーという仕事が、いま日本で急速に広がりつつあります。体づくりを中心としたフィットネスをクライアントに対して「1対1」の関係で指導(サポート)する新しいプロの仕事です。そして、急速に広がるなかでいま必要とされているのが、指導の現場で活用できるプロの“仕事術”です。季刊『パーソナルトレーニング』は現在パーソナルトレーナーとして一線で活躍するプロの仕事をさまざまな角度から取り上げ、紹介していきます。これからパーソナルトレーナーを目指す人にとっても役立つ、プロの仕事を身につけるための専門誌です。

NESTAJAPAN理事、Sawaki Gym代表:澤木一貴